2016年07月02日

今日は抗不安薬・催眠薬

今日は抗不安薬・催眠薬

昨日、今日と久しぶりに真夏になったような暑さ晴


昨夜は蒸し暑くて・・エアコンなしでは眠れないほどピッピ

では

眠れない・・・とは流れ星

その時脳はどうなっているの?



目覚めているときは覚醒系の活動が活発

その中枢になっているのは脳幹網様体と言われる部位です!


ここから

大脳皮質に電気信号を送り、大脳皮質を活性化しています


不眠症は・・・

感覚入力や情動系からの興奮により覚醒系の活動が過剰に刺激を受けて

催眠系が抑制されることによりおこると考えられています



ですから覚醒系の活動が高い限り眠ることはできなくなります



睡眠には覚醒系の活動の低下と催眠系が働くことが重要になりますピカッ

今日は抗不安薬・催眠薬



今日はまず

抗不安薬について

ベンゾジアゼピン系の薬について書いてみます

・・・(・あくまでも私は医師でも薬剤師でもありませんので、看護師資格しかありません)その立場でおっ

 この薬は

  抗不安薬として以外に睡眠薬、肩こりに使ったりします


 BZD(ベンゾジアゼピン)受容体作動薬として

    臨床でよく使われていた薬の商品名は


 まずは・・・デパス!

   眠れない方や気持ちを安定させる目的でよく使われていました


 ソラナックス、セルシン、ホリゾン、など

 ホリゾンは依存性が強い方が多かった!

 胃カメラなど、短時間睡眠剤としてもよく使われていました



この薬は大脳辺縁系や大脳皮質のGABA受容体に結合して、抗不安作用を発現させますピカッ


GABAは中枢神経系に存在する抑制性神経伝達物質ですピカッ

神経細胞の興奮を抑制しますピカッ

GABAについては

GABAが気持ちを鎮静化させる、抗ストレス作用があると言われて

現代人はGABAが足りない!?と言われ

サプリメントが発売されるほどに!

食品でも

発芽玄米がGABAを含むと言われ注目あびました!!



BZDは比較的安全性な薬と言われていますが・・・

依存性や場合によると禁断症状も見られることもありますピッピ

まあ・・薬には必ず副作用はありますからピッピ


次回は

数年前に日本人により発見された覚醒物質、オレキシンについてから書いてみます



 



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Posted by プルメリア at 22:50│Comments(0)大学講座日々の出来事
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